カツゲキキトキトが東海菊花賞を連覇

地方競馬ファンに愛されている馬の1頭でもあるカツゲキキトキト。
ライバルでもあるトウケイタイガーとの対決は毎回大きな盛り上がりを見せてくれます。

11月16日に名古屋競馬場で開催された東海菊花賞にはトウケイタイガーは出走しませんでしたが、オウマタイムやエイシンクリアーのような地方競馬の中でもトップクラスの実力を誇る馬が出走しました。
カツゲキキトキトは昨年の東海菊花賞を制覇しているので、今年も勝利すると連覇達成でした。ワールド競馬期待のレースです。

単勝オッズは1.0倍と信じられないくらいの圧倒的支持を集め、2番人気のオウマタイムが11.5倍なので、その一極集中ぶりが理解できるのではないでしょうか。

ワールド競馬が見守る中、スタートしてハナを奪ったのはヴェリテで、カツゲキキトキトがそのあとに続き、そしてオウマタイムも続きます。
カツゲキキトキトは途中で先頭を奪い、そのままゴールをしたのですが、2着につけた着差は何と6馬身。
予想されていた以上の圧巻ぶりに、ファンだけでなく関係者も驚いたことでしょう。
これで無事東海菊花賞の連覇が成し遂げられました。

カツゲキキトキトは主戦騎手の大畑雅章騎手が騎乗し、これで15戦連続の騎乗となりました。
これからもこのコンビの姿を見続けることができそうです。

エリザベス女王杯でもデムーロが魅せる

11月12日に京都競馬場で開催されたエリザベス女王杯。
牝馬の最強馬を決める戦いといっても過言ではなく、毎年一流牝馬たちが勢ぞろいします。

今年も例年通り実績を残している馬たちが出走を果たしました。
ワールド競馬が見守る中、1番人気に推されたのは昨年の秋華賞を勝ち、今年のドバイターフも制しているヴィブロス。
前走では伏兵のクロコスミアに逃げ切りを許してしまったこともあり、エリザベス女王杯では雪辱に燃えていました。
そして2番人気にはGI勝ちこそないものの牡馬との混合重賞で好成績を挙げているルージュバック、3番人気には2冠牝馬のミッキークイーンが推されました。

前走府中牝馬Sで逃げ切りを収めたクロコスミアはフロック視されてしまったのか9番人気にとどまりました。
3歳牝馬の中で最も人気を得たのがディアドラでした。

レースはクインズミラーグロが逃げる展開で、続いて府中牝馬Sとの連勝を目指すクロコスミアが2番手。
3コーナーを回る頃には多少順位の入れ替わりがあり、外から襲いかかろうとしてきます。
4コーナーをカーブして直線に入るとクロコスミアが先頭に立ち、そのまま押し切ろうとしますが、ゴール直前でモズカッチャンとミッキークイーンが並びかけます。
優勝したのはモズカッチャンで嬉しい初GI勝利となりました。

ウインブライトが福島記念を鮮やかに勝利

ワールド競馬一押し、11月12日に福島競馬場で開催された福島記念は、福島競馬場が誇る最大のレースといっても過言ではありません。
超一流馬が出走することはかなり少ないのですが、毎年ローカル戦線をにぎわせている馬たちが出走しています。

今年1番人気に推されたのは戸崎騎手鞍上で前走小倉記念で2着に入っているサンマルティン。
小倉記念では勝ち馬のタツゴウゲキと0.0秒差だったので、かなり強いと思われていた可能性が高いです。
2番人気は3歳馬のウインブライト、3番人気はスズカデヴィアス、4番人気はプリメラアスールでした。
単勝オッズだけを見るとそれほど荒れる印象はありませんでしたが、おそらく競馬ファンの中には福島記念=荒れるというイメージを持った人も多いはずです。

スタートをしてまず初めにハナを起きたのはプリメラアスール、続いてフェルメッツァ、ウインブライトなどと続きます。
レース途中でマイネルミラノが先頭に立ち、逃げていたプリメラアスールは4番手あたりに後退します。
しかし3コーナーを回る頃には逃げるマイネルミラノを捕まえようとウインブライトが交わして先頭に躍り出ます。
このまま1着でゴールかと思われたところにスズカデヴィアスやヒストリカルが襲いかかります。
しかしウインブライトが首差しのいで優勝を果たし、現3歳馬の強さを見せ付けました。

ゴールド争覇でのライバル対決とは…

現在の地方競馬における強豪馬といえば、トウケイタイガーとカツゲキキトキトが連想されます。
これまでに何度か対戦していますが、最近ではトウケイタイガーの方が一枚上といった評価がなされています。
それは10月27日に名古屋競馬場で開催されたゴールド争覇の単勝オッズを見てもわかり、トウケイタイガーが1番人気に推され単勝1.3倍、カツゲキキトキトは3.5倍でした。

ワールド競馬が見守る中、レース自体はトウケイタイガーが逃げ、7番人気のポルタディソーニが続きます。
カツゲキキトキトは道中8番手付近を進みながら、途中で進出を始め、最終コーナーでは4番手あたりまで順位を上げます。

最後の直線は見応えがあり、最終的には2番人気のカツゲキキトキトがトウケイタイガーを差し、力を見せ付けました。

カツゲキキトキトは父がスパイキュール、母父がキングカメハメハという血統。
それに対してトウケイタイガーは父がタイムパラドックス、母父がマルゼンスキーという血統です。
今後この2頭は何度も対戦することがあると思いますが、そのたびに素晴らしいレースを見せてくれそうですね。

カツゲキキトキトは先日の白山大賞典でJRA所属の馬たちを相手に2着に入っており、実力があるところを証明しています。

エリザベス女王杯の出走予定馬について

11月12日に京都競馬場で開催されるエリザベス女王杯には、GI馬だけでなく、GIを勝っていないにもかかわらず牡馬相手に強さを発揮している人馬たちが多数出走します。
前走オールカマーで見事に勝利したルージュバックは世界トップジョッキーのムーア騎手を鞍上に迎えるので1番人気が予想されています。

続いて武豊騎手が騎乗して京都大賞典を制したスマートレイアーも注目すべき存在です。
この馬も牡馬相手に見事に勝ち切り、しっかりと力を出すことさえできればすごい能力を見せることが証明されました。

そしてドバイターフや秋華賞を制している国内トップクラスの牝馬のヴィブロス、GI複数勝利馬のミッキークイーン、秋華賞を勝ったディアドラなど、話題性のある馬ばかりです。

それらの他にもリスグラシューやモズカッチャンのようにクラシック戦線で善戦はするものの勝ち切ることができなかった馬も、エリザベス女王杯で虎視眈々と狙っているはずです。

またエリザベス女王杯の重要な前哨戦でもある府中牝馬Sを見事逃げ切ったクロコスミアも侮ってはいけません。

圧倒的に抜けた馬がいない状況なのでどの馬が勝ってもおかしくはなく、目が離せない一戦となりそうです。
ワールド競馬でも注目のレースです。

エイダン・オブライエン調教師が年間GI勝利記録を更新

世界を代表する名調教師といえば数人思い浮かびますが、その中でもおそらくトップの知名度を誇るのがエイダン・オブライエン調教師です。
過去に管理してきた名馬はそうそうたる顔ぶれで、毎年のように大活躍している馬を送り出しています。

そんなオブライエン調教師がこれまでの世界記録を打ち破る記録を達成しました。
それは年間のGI最多勝記録なのですが、今まではアメリカのボビー・フランケル調教師とオブライエン調教師自身が記録していた25勝が最多勝記録でした。
しかし今年26勝目を見事達成したのです。

記念すべき26勝目のGIはイギリスの2歳GIの中でもトップの格を誇るレーシングポストTで、その勝ち馬はディープインパクト産駒のサクソンウォリアーです。
この馬は実は日本で生まれ、デビューはヨーロッパの地という面白い経歴の持ち主で、来年の活躍が期待されています。
ワールド競馬では非常に注目です。

それにしてもエイダン・オブライエン調教師の活躍ぶりは間違いなく歴史に残りますし、実はまだ彼は40代なので、様々な記録を塗り替えてくれることでしょう。
世界中のホースマンが憧れる凱旋門賞は複数回制していますし、彼の周りには競馬界の至宝たちが多数います。
ヨーロッパの競馬はシーズンオフに向かっていますが、世界中でまだまだGIレースが開催されているので27勝目も期待されています。

スーパーG2の毎日王冠を勝利するのは?

G2レースの中でも特に格の高い毎日王冠は、毎年のように超一流馬が出走しています。
当然今年も有力馬が多数出走を予定しており、昨年の日本ダービーを制したマカヒキ、今年のオークス馬でもあるソウルスターリングをはじめ、安田記念を勝っているサトノアラジンも出走予定となっています。
他にもリアルスティールやダッシングブレイズなどの超豪華メンバーですが、実はこれらの馬に加えてシルバーステートも出走を予定していました。
しかし故障のため休養をするとのことです。

ただメンバー自体はGIレベルなので盛り上がること間違いありませんし、非常に高いレベルのレースになると、ワール競馬では予想しています。

天皇賞秋に出走する馬も多数いて、毎日王冠の時点である程度の力関係ははっきりしそうです。
ダービー馬のマカヒキは大阪杯以来となりますが、同期のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に出走をするわけなので負けてはいられません。

ソウルスターリングは3歳牝馬の中では無敵状態なのですが、毎日王冠は歴戦の強豪牡馬が相手となるので試金石的なレースになるでしょうね。

もちろん上記した馬以外にも、有力馬がたくさん登録しているため、競馬ファンはぜひとも今年の毎日王冠に注目すべきです。

サトノダイヤモンドとサトノノブレスがフォワ賞に挑戦した

日本のホースマンや競馬ファンにとって悲願でもある凱旋門賞を制覇するために、サトノダイヤモンドとサトノノブレスがフランス遠征中です。
9月10日に本番の凱旋門賞と同じシャンティイ競馬場で開催されたフォワ賞。
このレースにはこれまでにオルフェーヴルなどの名馬が出走し、勝利しています。

今年は菊花賞や有馬記念を制しているサトノダイヤモンドと、重賞を複数勝っているサトノノブレスが出走しました。
現地でもサトノダイヤモンドが圧倒的な一番人気に推されました。

レースはラビット役でもあるサトノノブレスが無理やり逃げる展開で、一瞬サトノダイヤモンドがスタート後先頭に立つ瞬間もありました。
サトノダイヤモンドは大きく離れた2番手、そしてシルバーウェーヴなどが続きます。

直線に向くとサトノダイヤモンドがサトノノブレスを交わしにかかり、さあここからエンジンがかかる!と思われましたが、伸びがありません。
そうこうしている間に外からチンギスシークレットやタリスマニックなどが上がってきて、最終的には飲み込まれてしまいます。

ワールド競馬が見守る中、優勝したのはドイツの4歳牡馬のチンギスシークレット、2着はフランスのクロスオブスターズ、3着にはタリスマニックが入りました。

サウジアラビアロイヤルカップを展望

ワールド競馬待望、10月7日に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ。
まだ若い2歳馬たちのレースということもあり荒れる要素も十分ありますが、今年は楽しみな馬も出走します。

1番人気が予想されるのがステルヴィオで、この馬は6月にデビュー勝ちを収め、8月のコスモス賞ではミスマンマミーア相手に勝利しています。
現時点で2戦2勝ですし、父は期待されているロードカナロアです。

そして他には父ディープインパクト、母父Intikhabで、6月の新馬戦を圧勝しているダノンプレミアムも人気になるでしょう。
また新潟2歳Sで僅差の3着に敗れてしまったテンクウもサウジアラビアロイヤルカップでは十分チャンスがありそうです。

東京競馬場の重賞レースということで、これまで行われてきたローカル競馬場における重賞以上にメンバーのレベルも上がりそうです。

上記のほかにスワーヴエドワードやエングローサーなどもチェックしておくべきでしょう。

サウジアラビアロイヤルカップはもともといちょうSという名前のオープン競走でした。
2014年に重賞になり、2015年からは現在の名称に変更され、そして2016年にG3に格付けされました。
過去には複数のGI馬を輩出している出世レースなので、全馬是非とも勝利したいところです。

WASJで注目された若手のホープ中野省吾騎手について

若手の騎手が活躍の場を与えられるケースは以前に比べるとかなり少なくなりました。
より結果を出すことができる騎手に騎乗依頼が殺到するのは当然のことなので仕方ありませんが、実力があるにもかかわらず騎乗機会がないせいで伸び悩んでいる若手騎手もいます。
そんな中地方競馬に所属する中野省吾騎手が今話題になっています。

話題になり始めたきっかけはWASJに地方代表で選出されたからですが、スーパージョッキーズトライアルにおける成績が圧巻です。
ワールド競馬が見守る中、4レースに騎乗し1着3回と2着1回というほぼ完璧な成績を収め、WASJへの出場となりました。

実際に札幌競馬場で行われたWASJの際にも注目され、事前のインタビューでのビッグマウス発言がネット上で取りざたされました。
結果的には1勝も挙げることはできませんでしたが、非常に惜しい2着がありましたし、まずまずの成果は残したといえるでしょう。

ちなみに中野騎手は今25歳で船橋競馬に在籍しています。
南関東競馬といえば内田騎手や戸崎騎手がいましたし、もしかすると今後JRAに移籍するかもしれませんね。
今まで地方競馬にあまり興味がなかった人たちも、中野騎手をきっかけに興味を持ってください。